kanehen

金属をたたいてつくる人 の忘備録です

あかり展と岐阜城

週末、思い立って急に岐阜に行ってきた。

彫刻家イサム・ノグチが友人の画家のところに来ていた時、岐阜提灯を見てデザインしたという「あかり」を今でも製造販売している会社が、年に1回ギャラリーを解放して、あかりや模型、そして制作の実演を見ることができる。

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もらったパンフレット。もちろん、「あかり」はすぐ近くの本社で購入することができる。ネットでもいくつか見ることはできるが、実物をみてみたかったし、色々なバリエーションがあって面白かった。

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晴天だったので、岐阜城にもはじめて登った。戦国時代はちっとも興味がなくても、山のてっぺんに城があるのは、なんだか凄そうだということはわかる。展望台から、ぐるりと景色を見渡すと、天下取った気になれそう?

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なんだかよくわからないけど、資料館?で、顔はめでなく、看板のここに立つと良いよと、書いてあったので浮かれて写真とった親子です。

 

叩く日々

エッジ立て過ぎの持ち手の角を取り、サインを入れて、洗って拭いて、完成。スプーンのまとまった注文はお休みしていて、使っているお客様からの追加の分。カレースプーンとアイススプーン。

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 久しぶりに金槌を持ったら、握り続ける手の平や腕よりも、振動を受け止め続ける首根っこの筋肉の張りが凄くて、一晩寝てもまだゴリゴリとほぐれていない感じがする。ああ、こう言う感じだったなと、とりあえずストレッチなどしています。

一番寒い時期は過ぎたけれど、やっぱりもりもりと叩くにはもう少し暖かくなってからがいいなぁと、日が差すとまるで春のような暖かさで錯覚するほど、そしたら続きをやろうかな。それまでは、モビールのパーツを切ったりして、と、贅沢な呟き。

女子旅行

もう、だいぶ前の話の様な感じだが、1月末、ノラヤと子、私と子の女子4人でお泊まり会?に行った。私だけでは時々会っていたが、子供同士が会ったのは4年ぶりくらい?幼児だった二人は、いつの間にか女子になっており、楽しく遊べたのが何よりでした。

スワンは氷があるときは休みらしい。

とても天気が良かった1日目

どんどん寒くなる

寒かったが空いていて良かった、かも。

懐かしの、すみれ洋裁店でみどりちゃんに会ったり、ninjinsanでやっちょに会ったり、娘はこの2つのお店が大好きなので、キラキラしたビーズやボタンをお小遣いで買って満足気だった。しばらくぶりの下諏訪はいろんなお店が増えていた。

そして、産後のドタバタでお納めして、バタバタと確認していなかった、くらすわ CLASUWA。パン屋のカウンター辺りで、かねへんの鍋や豆皿などがディスプレイに使われていたのを、はじめて見た。今いる子達はまだいなかった時だな、と思うとなんだか不思議で、懐かしくなった。

ガラスを見たり、足湯に入ったり、豆探しゲームしたり、寒かったけど楽しかったね。またどこかにゆこう。

家族親類へのお知らせ。

日記の方のブログも更新ができなくなっていますが、このブログと違って、IDの関係でリダイレクト(勝手にリンクの引越しをすること)が使えないので、新しいアドレスをブックマークしてください。

https://kenkoudaiichi.hatenadiary.com/

↑ブログをみるためのパスワードは変わってません、忘れてたら聞いてください。

*一定期間が過ぎたら、この記事は消します。

はてなダイアリー

気がついたら、ブログの更新や編集ができなくなっていた。

よくよく見ると、はてなダイアリーサービス完了に伴う措置だったのでした。で、はてなダイアリーからはてなブログに引越しを慌てて行ったのですが、自動的に元のブログのリンクをたどると新しい方(ココ)に飛ぶようになって、1回見ると古いのが見れない。ほー、びっくりした。

でも、まぁ、もの凄くこだわったブログというよりは、忘備録としての記録なので、別段困らない。というか、至れり尽くせりの引越しでした。こまごまとしたもの、タイトル画像などは引っ越してくるの忘れたので、せっかくなのでこの際新しくしようかなと思ったりしています。

 

やっと降った初雪

親子雪だるま

翌日には溶けてなくなった



 

ドイツパン

日が落ちるのは少し遅くなったような気もするけれど、雑木の小山に挟まれた我が家はまだまだ夜長の季節は続いている。寒さのせいか、子供と一緒に寝てしまうことも多いが、余力のある時は就寝前の読書が落ち着く。少し前に、風の谷のナウシカの原作漫画を読み返してみたら、ずーっとほとんど戦争の話だったと気が付いた。というか、これまでも何度か読んでいるのに、私は何を読んでいたのだろうかと、愕然とした。本は不思議だ。

で、最近読んだ本。自分でも時々適当なパンを焼いてみたりするのだけれど、買って食べるのは選べるならば圧倒的に重たい表面の硬いパンが好き。だけれど、それをなんと言うのか解らずにいたのだが、この本を読んでわかった気がする、私はドイツパンの大きく焼いたのが好きだ。全くふかふかとはしていなくて、どっしりとして、温めて食べるのも良いが、冷たいままでも美味しいのが好きだ。

ライ麦とサワー種の風味とか、あまり普通のパンのレシピ本では見ない、生地をふやかす(そう、大きな粒を浸してふやかす、時には茹でさえもする)とか、古いパンを砕いて混ぜる、とかいう作り方、あの質感といい、キメの細かな味わいがどうやって醸されているのかずっと謎だった。本書をざっくり読んで、想像だけだけれどもやっと少し理解することができたような気がする。

食は文化なのだと、レシピから立ち上る想像を味わいながら、就寝までのひと時を過ごして贅沢な夢を見た。いつか、パンを食べにドイツに行きたいなー。

新年

あけまして おめでとう ございます

スキー場へのゴンドラから


瞬く間に、親類を迎えたり伺ったりなどなどの3が日が過ぎて、昨日は家族で初滑りに行ってきました。今シーズンはちっとも雪が降らず、年末には行かずじまい、新年やっとちらつくもののスキー場はほとんど人口雪でした。でも、楽しく滑って、今日はふわふわとした全身の倦怠感に包まれつつ、やっとゆったりとした気持ちで年賀状を眺めたりしています。

明日は地域の子供会でどんと焼きがあり、明後日7日までが冬休み。10日には市内で十日えびすという市があり、小学校の校庭が駐車場になりまたお休み。そして週末の3連休が終わってやっと平常運転になります。

今年は例年通りおせちを作り、玄米餅をついて、無いものは親や親類と交換して、随分たっぷりと頂きました。今までと違うのは夫も私も餅を毎食2枚以上食べていたのが、いつの間にかもう食べられなくなったこと。

まぁ、太り過ぎを警戒していることもありますが、去年まではたしか朝昼晩と3食餅でも良かったのですが、今年は間にお蕎麦などを挟みながらお腹の調子を伺いつつ食べています。共にアラフィフ、養生しながら暮らしてゆきたいものです。(子供はもう大人と同じだけ食べるようになりました)

かねへんとしては、昨年の病気発覚以前のお仕事は、いくつか注文をお納めする所が残っていますが、大きなものは昨年の望雲さんでの展示で一区切りしました。これからも、細く長く続けてゆけるように、熟慮しつつ進めてゆきたいと思っています。とはいえ、秋にはモビールをメインにした個展の予定も入っています。今年も実りの多い年になるといいなぁ。

良い年になりますように。