kanehen

金属をたたいてつくる人 の忘備録です

赤沢自然休養林/蝸牛

家族で久々に赤沢へ.


子供が小さい時にも来たはずだが、覚えていなかった。美しい紅葉の中、持参した弁当を食べ、雨の中森林鉄道に乗った。かなり寒かったが、それなりに防寒していったので、なんとかなった。


自然の美しさに浸る。


運動会の弁当とほぼ同じ、唐揚げ、フライドポテト、甘い卵焼き、おいなりさん。

そして、今月28日までの展示で閉まってしまう、蝸牛へ。沢山のお客様のいらっしゃる中、子供とカラクリの箱をあーだこーだと開けたり閉めたり。展示の金属の杉島さん、あれそうだったんだーと、ビックリしつつ、バタバタと帰路。

秋の信州は良いなぁ。

音楽の絵本

たまたま、近所でやっているみたいだ、というのと、価格の気軽さと、偶然雨で畑仕事もできないし、子供も時間を持て余し気味だったので、音楽の絵本という0歳児から行けるクラッシックコンサートに出かけた。


ズーラシアンブラスより引用

申し訳ないが、あまり期待していなかった。こんな辺鄙な田舎(ホールはちゃんとしていますが)で、ぶっちゃけ今までの経験上、子供騙しが多すぎるんだもの。そして、被り物で演奏するって想像するにものすごく大変だろうし、でも、会場に行って、意外と遠くからの車も多いなー、そしてキャラ?の人形を抱きしめてキャッキャ言ってるお客さん多数。ホールには椅子とハープが置いてあって、うちの子供は少し前からハープに憧れを持っていたので、並んで記念撮影して、もう満足げ。

子供の叫び声やらが響く中、演奏開始。負けない、半分くらいは低学年から幼児などの子供が多いから、いわゆるクラッシックのコンサートのようにシーンとなんてならず、幼稚園のような雑音が入りつつも、ちゃんとしている。管楽器つよいな〜と、感心しつつ、今度はフルートとハープ、そして弦楽四重奏、すごいわ〜、ちょいちょい小芝居入れつつ前半終了。

後半は観客参加型の曲目も入る、手拍子だったり、バクが寝込むという小芝居でみんなで「起きて〜!」と叫んで起こしてみたり、すごい、小さい子もキャッキャ言いながら楽しく見て聞いていた。うちの子は投げキッスをするトラにいちいち本気で「きもいんですけど〜」と、ツッコミを入れていた。大人も十分楽しめる、というか、子供と一緒にこんなに楽しめるなんてすごくいい。

事前に見ていた曲目には、となりのトトロなどみんなが知ってるような子供向けのものが並んでいたけど、合間合間にちゃんとした(?)クラッシックの凄そうな曲を入れくる。ソロのトランペット(ライオン)とかバイオリン(うさぎ)とか、絶対演奏していて気持ちいいはず。ものすごいノリノリだったもの、みなさん、被っても動きでわかるくらい楽しそうに演奏していた。そして、私はそんなつもりなく気軽に行ったのに、うっかり感動しました。あー、音楽っていいなぁ。

調べたら中の人は藝大やら音大出身の凄そうな人みたい、そりゃそうだ。でも、こんな人達の演奏するようなクラッシックコンサートは未就学児は入れないことが普通、うちの子はもう入れはするけれど、小さいお子さんをお持ちの方は、機会があったらぜひに。

とりあえず、帰ってファンクラブに入会しました。

超絶技巧

夏休みです。

岐阜県立現代陶芸美術館の企画展、「驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」、子供と行ってきた。http://www.cpm-gifu.jp/museum/02.exhibition/02_1.exhibition.html



何パターンかの塗り絵があって、娘は壺チョイス。楽しそうに塗って、最後のめんどくさいところは手伝わされた。

このほかにも、子供向けに書かれた解説と、持って帰りたい一番好きな作品を書くところや、感想を書くプリントを貰い、やる気満々ではしゃぎ回って、大騒ぎをして言葉を選んで書いて、ご褒美にポストカードを貰って気がつくと1時間半くらい滞在した。

まだまだ子供とではじっくり鑑賞出来ないのだけど、大先輩方や、大学でちょこっと見知ってる春田さんの蛇カバンなどを直に拝見できて良かった。子供は、春田さんの蛇は怖っ!キモっ!で、豪華絢爛な螺鈿の箱が一番素敵!と、気に入ったらしい。

陶磁器の美術館だけど、今回はかなり金工の作品もボリュームがあって、8月末までやっているようなので、子供なしで、もう一度来ても良いかもと、思ったり。超絶技巧や自在物はコレクター心をくすぐり、マーケットへのニーズも高いんだなと、一つの自明について認識。


最近は生食用が終わり、ジャム用のブルーベリーの収穫と、夏野菜の収穫に追われる日々です。

名古屋

連日の大雨、臨時休校になって3日間家で缶詰になっての土曜日。まだ不安定な天気な中、えいやっ!と家族でお出かけ。

名古屋といえば私は ハーブスhttp://www.harbs.co.jp/harbs/ 夫と付き合い始めてから、ひつまぶしやら煮込みうどんやらあんかけスパ手羽先などなど高級なのからB級グルメまであちこち連れてもらったけれど、それから複数回行っているのはここだけ。王道ケーキ屋。こっそりランチ(パスタかオムライスとケーキのハーフ)にも行ったりして、数少ない一人で行ける名古屋の店。

そして、こちらも私の定番の桜山のドイツパンのブルーデルでパン買い込み。

アナログライフhttps://analoguelife.com/jaさんで始まった八田亨展へ。ちょうど在廊していた八田亨さんとはグループ展でご一緒しこともあり、始めてだけど初めてでないようなでご挨拶もできてよかったです。今、1点kanehenのモビールも合わせて展示していただいていました。

そして、どうしても今日行くことにした理由の、https://www.mokodi.com/ 星ヶ丘のモコディさんで個展中の、宮城在住の市岡泰さんhttps://utuwa-ichioka.jimdo.com/の展示へ。2日目で作家在廊ということで、たくさんのお客様で賑わう中、モコディの看板犬とたわむれたり、近況報告したり。

で、帰る前に長久手にできたというIKEAとやらに行ってみよう!っと行ってみたけど、多分2度と行かない。ネットで十分だった、ソフトクリームとホットドックは食べたけど。


と、いう事で持ち帰った器たち。左は八田さんの湯のみ、右は市岡さんの猪口(?)両方とも展示はじまったばかりなので、お近くの方ぜひ。と、帰ってきて梅シロップの残りの梅で煮たジャム。

百草

もう終わってしまったけれど、百草へ内田剛一展に行ってきた。

終わりに近く、多くが売約済みで展示のために残していた様子、きっと初日にはたくさんあったのだろうなぁと思いつつ眺めみる。内田さんへの勝手なイメージで、白い土や石のボコボコした手びねりの、、、とか、絵付けはあんまり今まで印象がなかったのだだけど、ちゃんと今様に素敵なものがたくさんあり、ああ、すごいなぁ、良い仕事だなぁと思った。ジャンル違いの感想なのでお気になさらず。




雨の百草はくるくると景色の変わる雲姿と、時々日が射してキラキラと雫が美しかった。

この週末をもって、たぶん梅雨は開けた。初夏のベリーたちがひと段落して、夏野菜たちの収穫が始まった。
次に多治見に行くときは、先輩の作品も出品されているというセラミックパークMINO内、岐阜県現代陶芸美術館の企画展、「驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」に行かねば。

木曽と真希子ちゃん

久々に、木曽にでかけた。

やっぱり、木曽はいい、景色がどこを切っても美しい。空気が違う、五感で味わう喜びである。

と、今年初の上松の蝸牛へ。http://kagyuu.com/ 相変わらずここも良いところです、ものすごく落ち着く、ついつい長居してしまった。先輩にいろいろ話を聞いていてもらう後輩の気分。いつもありがとうございます。

そして、母方の親類の家へ。母方の姉妹兄妹は皆音楽が大好きで、一番上のおばもお箏を嗜み地域のコーラスにも参加、我が母はお箏の先生になり、そして、普段からなにかと歌い出すおば、叔父は奥さんと大学のコーラスサークルで出会ったと聞いている。

そんな親たちに育てられた従姉妹の中で、ピアニストに育った平田真希子さん。小さい頃から海外暮らしで音楽博士となり、今は毎年アメリカから帰国して1ヶ月ほど滞在、関東圏を主にコンサートや公開レッスンなどをしている。関東圏が主なので、なかなか演奏が聞けないのだけど、今年は来日の最後に木曽に来て、近親者だけで演奏を聞かせてくれた。

が、私は子供の帰宅時間までに帰らねばならず、涙を飲んで演奏の始まる前に帰宅。最後に演奏を聞いたのは子供が幼稚園の時だから2〜3年前になるだろうか。クラッシックは聴くけれどよくわからず、芸大にいた時もその関係でちょこちょこ聴く機会があったけれど、真希子ちゃんのコンサートは、なんだかすこし違って、彼女の人柄も合間って、情熱的で、曲の解釈などのお話もとても興味深い。うまく説明できないので彼女のHPを貼っておきます。
ピアノの道 平田真希子 https://musicalmakiko.com/

子供も小学生になったので、機会があったらコンサートに連れてゆきたいなぁ、中津川とは言わないけれど、中部圏でいつかコンサートできると良いなぁ。

一応フォローしておくと、父方の親戚にはもの派の叔父などもいたりして、実父も若い頃にプロダクトデザインしていたこともあるらしいので、私はそっちの血かもしれない。

クラフトフェアまつもと2018

松本行ってきました。

久々に行ったら、イオンが大通りまでながーーーくできていて、それ以外にも信毎のビルがオシャレなカフェとインテリアの店になっていた。イオン、信毎それぞれの広場の部分でクラフトの出展がそれぞれブースを出していて、ミニクラフトフェアになっていた。後から聞いたら松本クラフト協会の企画(?)らしい。ひろがるなー。

なので、マップを見ながら、松本駅→六九ストリート→灰月→開運堂(ソフトクリーム)→信毎メディアガーデン→中町→イオン→あがたの森(クラフトフェアまつもと

今回は一人でのんびり旅。いままでFBやインスタでチラチラみていて、はじめてご挨拶できた方々や久々の人たちにも挨拶できてよかった。

2日に渡り、お世話になった小河さんのブース。

いままでは、ぐるぐる回って、それだけでお腹いっぱいになり、あまり購入する気持ちの余裕が無かったような気がしますが、逆に、ぐるぐるを止めて、1ルート1回だけ見て、あとで買うを止めて、しっかり見るようにしたら、いろいろ持って帰れました。とはいえ、灰月や六九ストリートで買ったのも多いけども。


柏木さんのヘラ、灰月で山田さんのスープカップ、リトグラスの一輪挿し、東屋のバターケース、

小河さんのコースター。一枚一枚が奥行きのある素材感でみていて飽きないのです、額に入れてもいいし、、、敷くのがもったいないので、しばらく眺めて過ごします。

去年、今年と、スタッフとして関わらせてもらったクラフトフェアまつもとですが、今年で終わり、今後は出展もしないと思うし、スタッフでもなく、ただの客として行くことになると思います。

まつもとは私にとっても特別な街で、そしてどこも街とは変わってゆくものなんだなぁと、改めて感じました。来年は35周年になるクラフトフェアまつもと、常に変わらないもの、そして変わり続けることを恐れないこと。2003年から松本で出会い、関われた時間を、今は懐かしく幸せな時間だったと(あんなに怒っていたけど)思います。