卓上タイプのモビールを少し前につくって、ただいま眺めている期間。
少し前にイサム・ノグチ(上)――宿命の越境者 (講談社文庫)を読んで、ブランクーシやカルダー、フラーなどとの交流も知った。(というか、知っていたはずだけど)そして、岐阜では和紙の「あかり」シリーズもつくっていて、遠くの巨匠のようなイメージだったが、ちょっとだけ人となりを知ったような気になった。いつか香川のイサム・ノグチ庭園美術館にも行こう。
若い頃、エスキース帳に彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシの言葉を書いていた。“create like god, command like king, work like slave”「神のように創造し、王のように指揮を執り、奴隷のように働け」最近、座右の銘を聞かれて、一瞬これを書こうかと思ったが、あまりに自分の今の生活と乖離していて書けなかった。若い頃と、何が変わったのかとしばらく思うことにする。