kanehen

金属をたたいてつくる人 の忘備録です

見える見えない

モビールはとても微妙なバランスで成立しているので、パーツの順序を間違えると、保てない。少なくても5枚、多いときは10枚以上のパーツをつなぎ合わせるので、超初期につくったもの数点以外は全てパーツに刻印で、ナンバリングしてある。

2の刻印

この刻印、30歳頃から使っている2mmものが最近よく見えない。ちなみに、10年ほど前は野外イベントで<勝手にワークショップ>と、題して、プレートやペーパーウエイトに刻印を打ち放題、というのをやったりしていたのだが、年上のお姉さんに「見えないわよー」と、言われて、そう言うものなのか、とボンヤリ思っていたが、とうとう私にも老眼が始まったということだろう。

ということで、文字の小さな本を読む時や、針仕事をする時や、モビールの刻印を打つときだけ、メガネをかけています。で、出先に持ち歩きたくて、夏には自分で綿麻の布でメガネケースを作ったりしていたのですが、そろそろ寒いな、と思っていて発見!

小河さんのウールのメガネ(携帯)入れ。組織は詳しくないけど、よーく見ると生地が小花模様になっていて可憐。黄色は玉ねぎだそうですが、生成りとのツートンが甘過ぎなくてツボでした。これがカバンの中や部屋に転がっているのは結構幸せです。メガネも悪いことばかりでは無いですね。