kanehen

金属をたたいてつくる人 の忘備録です

分人

ドライヤーで熱してワックスを塗って、冷めてから乾いた布で拭きあげて、前日に見取り図を描いて貼っておいた箱に入れてモビールは完成。

で、タイトルの分人。偶然にクラシコムのメルマガで、エッセイでアトリエナルセのデザイナー・成瀬文子さんが紹介していた。(これはメルマガでないと読めないみたい)その数時間前には、FBでパン屋(でいいのか?)わざわざの平田はる香さんがBAMPでインタビュー「経営者の孤独」を受けていて、同じ本を紹介していた。

どちらも母親で、年齢も割と近く、内容は興味深かった。私自身は古典的母親像に捕らわれている部分を、割と多く持っていると、日々の中で自覚している。だけれども、流されているのではなく、選択して来たという自負もある。あるけれど、この問題には深く長い河があって、沼もあって、湖もある感じ、ゆくゆくは大海原に流れ込むわけです。

だから、この事を考えるためのツールはいくつあっても足りない。というわけで、その本、『私とは何か〜「個人」から「分人」へ』著/平野啓一郎 講談社現代新書を近いうちに読みたい、メモ。