kanehen

金属をたたいてつくる人 の忘備録です

エシカル

東京の個展で、ファッション誌のインテリア特集用にモビールを貸して欲しいと言われて承諾し、つい先日献本が届いたのですが、ハーパーズ バザーと言う雑誌をご存知でしょうか?私は知らなかった、本屋で見たこともなかった。調べると、「1867年にニューヨークで創刊した世界最古の女性向けファッション雑誌である。」とwikiに。

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ファッション誌、まず縁がない。昔、kanehenの品物を取り上げていただいた「ミセス」を田舎暮らしの目の保養に一年ほど購読したことがありますが、なかなか身近な感じには程遠く、全くの目の保養だったのですが、それ以来の接点です。

で、掲載ページの確認とともに、読んでみると意外に嫌じゃない。偏見ですけれど、女性誌ってなんだか読んでいると女性性の屈折した過剰さを感じる物が多く、美容院で怖いもの見たさでみる物だと思っていました。でも、この雑誌は女性が自分のために楽しむことを当たり前に、感受している。なんだか、いろいろねじ曲がってしまった女性観のアラフィフにはとても新鮮。

で、エシカル。少し前から時々聞くけれど、どう言う意味なんだろうと思っていた単語。本誌でもあちらこちらに、初めて調べてみて、「倫理的な」という意味を持つ形容詞で「人と社会、地球環境、地域のことを考慮して作られたモノを購入・消費する」ということで、ああ、それは私が日頃心がけていることのひとつ。と思ったり。

ということで、久々に目の保養も兼ねて、私なりのエシカル消費の一つとして、定期購読することにしました。次号はクラフトの特集もあるとか、楽しみだなぁ。

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↑右上の四角丸いのがkanehenのモビールです。