kanehen

金属をたたいてつくる人 の忘備録です

みかんとひよどり

寝しなに本を読むのが好きだった。図書館で一山借りて来た中にあった、「みかんとひよどり」ジビエと料理人と犬と猟師、そしてその周辺のこと。

www.amazon.co.jp

 

とても読みやすくて、読み始めたら、つい就寝時間を過ぎつつも1時間半くらいで読み切った。なんだろう、映画にしてもたぶん大丈夫なんだけれど、浮かんだビジュアルは漫画だった、「動物のお医者さん」の人とかが漫画にしたらそのままな気がする。

主人公の飼い犬、「ピリカ」はアイヌ語で、美しいさま、きれい。

梅雨

今日も曇天。雨がずーっと降っている訳ではないのだけれど、とにかく毎日のように雨がちらっと降ったり、3日に一度は本降りで、何もかもしっとりの梅雨らしい日が続いています。

引越しのあれやこれや。夫は外構のちょっとしたことを延々と、私も足りない収納を追加したり、勢いで名古屋に無印の箱を買いに行ったり。(アナログライフにもちらっと、ブルーデルでパンも買ったり、大塚屋で夏のセールにも行ったけど)やっと片付けも終わりが見えてきた。

まぁ、寝室とWICのシェードは月末になりそうなのだけど。

f:id:kane_hen:20190708124218j:plain

写真の、とりあえず、暑すぎたり寒すぎたりの時期に避難してモビールを主に作る自宅の作業部屋の引越しができた。(写真の左下の青い屋根が本来の工房、とても暑くて冬はとても寒い)ぼちぼち、2019後半のモビール制作をはじめよう。

ケーキと取捨選択

今日は貴重な梅雨の晴れ間とういう事で、盛大にリネン類を洗って干しています。

リフォーム疲れで梅雨入りもあり、なんだかぼんやりと過ごしたここ10日間ほど。木曽工房が今月で仕舞いということもあり、行ったり来たり、箱詰めしたり荷下ろししたりを延々と繰り返しているような、終わりが来ないのではと錯覚しそうなこの頃です。

f:id:kane_hen:20190617191750j:plain

あ、それでも夫の誕生日にはケーキをつくりました。今年はグレープフルーツのショートケーキです。たまたま生クリームが脂肪分35%しか手に入らず、妙にあっさり。そして、気が抜けていたのか、スポンジはいつにも増して膨らまず。それでも、フレッシュな果実の苦味と酸味で、美味しくいただきました。

少し前、遠路はるばる下諏訪からやっちょとみどりちゃんが来てくれたり、金工つながりなどなど、木曽工房の荷物もそれぞれ必要なところに収まって行きました。それから、長く木曽の親類の蔵に入れっぱなしになっていた作品を、やっと自宅に持ってきたり。合わせて夫の若い頃の机やテーブルや本棚にベットを義実家から運んで、娘の個室が出来上がりつつあります。

お互いバタバタと同居し始め、結婚出産育児と振り返る余裕もなく過ごしてきましたが、もう人生すっかり折り返し、物をどんどんと集めるばかりでなく、本当にこれからも一緒に過ごしたいものだけを身の回りに置きたいなと、自戒しつつ取捨選択の日々はまだまだ続きます。

 

 

岐阜、名古屋へ

まだ寒い頃、地元図書館で堀江敏幸さんの講演のチラシを見かけた。とりあえず堀江敏幸さんの著書は手に取ることにしているので、これは行かねばと予約の電話をした。予定したのは3月だったので、6月に自宅のリフォームは終わっているだろうと思っていたが、まだ終わっていない。楽しいリフォームとはいえ缶詰の日々は飽き飽きで、他にもいろいろ合わせて1日お出かけの日にした。

f:id:kane_hen:20190602114857j:plain「茶に纏わる物語」会場は元お麩屋

まず、「茶に纏わる物語」最終日だったのだけど近くにお住まいの登根円さんにも久々お会いできた。同じ出展者の廣瀬周士さんも芸大先輩ということで、普段すっかり忘れている、なんだか濃ゆい学生時代の空気も合わせ、そして同じ岐阜県人ということで興味深いお話も。帰ってきてhttps://www.sketch-on.net/をメモ、溶接機、そうか、それ良いな。

そして、今回の本題、「小島信夫文学賞受賞式・講演会」@岐阜県図書館。小島信夫って誰?岐阜の有名な文学の人??と思いつつ、事前に『各務原・名古屋・国立』と年譜だけはざっくり読んでみたが、地名にチラホラ見覚えがあるだけで内容は??で当日。

本は好きだけれど、文学好きというわけでもなく、終わりまでの2時間半楽しめるか心配だったけれど、意外にも楽しく人の話を座って聞けた。県の辺境まではなかなか来ない岐阜県知事も初めて見た。強いていえば閉会の挨拶をした副会長の話は今時こんな人もいるんだなーとは思ったけど。

本賞を受賞した32才だかの見た目がお笑いの又吉ナンタラさんみたいな桑垣考平さんが、受賞挨拶で幼子のいる家族への感謝を述べつつ涙していた。その手のことは全く門外漢でわからないけど、小島信夫文学賞は新人向けの賞らしく、創作系で生きてゆくことの大変さは少しだけわかるような気がするので、ついもらい泣きしてしまった。おめでとうございます。

f:id:kane_hen:20190602223918j:plain

で、授賞式後の講演会。堀江敏幸さんと清水良典さんどちらも大学の先生をしているということで、人前で話すことは慣れているというか、それがお仕事の一部だと思うので、へーと思うこと多々、文学とその周辺について面白く聞いていた。唯一自分の事としてひっかかったのは清水さんが小島信夫の書く女性像は女性から見ても痛快なのではないか?と、言った部分。

私自身、今、フラットな視線で女性であることをありのままに在らせることは、自分自身でも難しい。少し前まで気にせずにいた性差別が様々立ち昇って、今見直されるべき時代に来ているのは確かで、そいう言った時代の空気感が文学界とやらにも影響があるのは至極当然なのだろう。とりあえず、初期の小島信夫さんの著書も読むべきか、壇上の2人が手にとっていたあの文庫はどれだったのだろう、気になる。調べて買ってみようと思った。

そして、夫と子供と合流すべく名古屋方面へ。会期最終日のアナログライフの沢田英男 展「投影」へ。それまで見ていたモニター上の映像でも素敵だったのだけれど、実物はそれとはまた違う空気感で、ちゃんと見に行って良かった。思いがけず沢田ご夫妻とシュプリンゲンな話もできてびっくり。

そして、毎度定番のブルーデル(食べログ)で重たくて硬いパンを買い込んで帰路。

f:id:kane_hen:20190603071115j:plain

ちなみに、講演会後、ミーハー心を発揮して本にサインをしていただいた。名前を**さんへとか入れてもらうのは(文学的には普通なのか?ともよぎったが)余りにもこっぱずかしくやめた。どう考えても推しに名前書いてもらうとか変だろ!と、サインを眺め見てはニヤニヤ。

と、久々の遠出を大満喫した1日でした。

f:id:kane_hen:20190602074802j:plain

そして、自宅リフォーム。家の半分、手付かずだった和室を大工事してモビールの写真も撮れる白い壁のある空間にしました。まだ家具や荷物を入れていないので広々、これからモビールを吊るすための金具や、シェードなどなど細かな仕上げがいくつもありますが、夏頃を目標に引っ越し、模様替えも完了予定。

環境を整えて、11月には昨年春に個展を行ったcrossing galleryで2回目の個展、楽しみです。

山菜メモ

春といえば山菜、忘れないようにメモ。コンテツは刻んでさっとみりんと醤油と水少しで茹で、炊きたてご飯に汁ごと混ぜたのが美味しかった。そして蕨。去年までは、三杯酢、おひたし、味噌汁の具、もしくは煮物か冷凍して保存だったのだけど、美味しいのだけどそれぞれ1回食べればいいかなーくらいの感じで、毎回レシピで悩むのだが、今年解決か!?というレシピにたどり着いたのでメモ。

今年初めてつくったのは、蕨のナムルです。焼肉に行くと最初からご飯を食べる下戸なので、時々ビビンバを食べる。あの茶色の野菜、なにかなーと思っていたら蕨だったのでした。ほんとは乾燥蕨を戻して作るみたいだけど。その他今年初で叩き蕨丼も作ったけれど、叩く労力が家庭料理向きでは無かったので次点。

参考プサンナビ 韓国料理を作ろう https://www.pusannavi.com/special/5057520

要するに、野菜とごま油、ニンニクと長ネギのみじん切り、塩や醤油で味付けして、野菜によっては水を足して蒸し煮にして出来上がり。この時期畑でどんどん採れるニラでも作った。豆もやしだけは庭に無かったのでスーパーで手に入れた。家族からも好評だったし簡単で嬉しい。人参や大根でも良いと思う。塩とニンニクだけなのに旨い、不思議。

火を入れているから、日持ちも結構するし、蕨は冷凍しても大丈夫なのでたくさん取れたらナムルにして冷凍しておけばいつでも家でビビンバが食べれる。だが、レシピ通り長いままつくったら食べる時めんどくさかったので、次は短く切って、また作ろう。

初夏

夏野菜の苗が霜でダメになったり、5月の頭に薪ストーブをつけてみたりといつから春?というような陽気ではありましたが、本日は晴天で昼の予想気温は28度だとか、よくわからないうちに初夏になっていたようです。

春は畑の開始時期で天気に追われる日々ですが、今年は自宅のリフォームもあり格別に忙しくしていました。最短で10連休に終えるかと予定していたスケジュール、案の定遅れに遅れてただいまやっと内装に突入しました。

昨日建具も入り、室内の漆喰の下処理も終わり、これからがある意味本番。自分たちで漆喰塗りと、シナベニヤの建具の塗装をやって、最後に電気屋さんが入り、完成の予定です。灯具は買ってあるのですが、シェードはもちろん自分で作る目論見でまだイメージすら固まっておらず、ポストや表札もこれから考えます。

f:id:kane_hen:20190511121025j:plain

フライング気味ですが、とりあえず諸々の業者さんがいなくなった部屋に、なんとか自分のテリトリー化させようと昨日からぶら下げてみたモビール。こちら、GW前には済んでいるはずが、やっと週明けには梱包して、静岡方面へと九州に発送予定です。

そして、昨日よりアナログライフさんのオンラインショップでモビールなどが掲載されています。既にsoldのものも多いのですが、素敵な写真になっていますのでよかったらご覧ください。https://analoguelife.com/en/artists/kanehen

と言うわけで、夏頃までは家の什器関係などなどで制作が滞りそうです。でも、リフォームさえ済めば家でもモビールの写真が気軽に撮れる環境になる予定。色々と楽しみです。

すっかり春になった。関東では桜が散り始めているらしいが、我が家はやっと春の様相。早咲きの水仙が終わり、庭のカタクリや桜も咲き始めた。とはいえ、三寒四温の今日は朝から薪ストーブをつけているのだけど。イレギュラーなこともしつつ、遅れ気味の作業もとつとつと進める。

f:id:kane_hen:20190415144009j:plain某所で使用の金属ブロック楽しみ

f:id:kane_hen:20190415141746j:plain

こちらは三島のchigiriさんに送るコーヒーメジャー。モビールもいくつか送ります。ながーくお待たせしていますが、なんとかGW前に納めたい。