kanehen

金属をたたいてつくる人 の忘備録です

すっかり春になった。関東では桜が散り始めているらしいが、我が家はやっと春の様相。早咲きの水仙が終わり、庭のカタクリや桜も咲き始めた。とはいえ、三寒四温の今日は朝から薪ストーブをつけているのだけど。イレギュラーなこともしつつ、遅れ気味の作業もとつとつと進める。

f:id:kane_hen:20190415144009j:plain某所で使用の金属ブロック楽しみ

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こちらは三島のchigiriさんに送るコーヒーメジャー。モビールもいくつか送ります。ながーくお待たせしていますが、なんとかGW前に納めたい。

 

クロワッサン

長かった春休みが終わり、新一年生を迎え最初の週は早帰りが多くてバタバタ、やっと制作スケジュールを確認してほぼひと月の遅れを確認した今日この頃。少し前に献本頂いていたムック本をやっと落ち着いて見る。

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平松洋子さんの連載(たぶん今も継続中)をまとめた「暮らしを支える定番の道具134」日々の道具、たゆまぬ求める気持ちが途切れると、ついつい手近で済ませてしまいがちなので、縁を大事にこの本を眺めながら、欲しいものに付箋をつけてリビングに置いておこう。

で、記事を書いて頂いた箸置きなどですが、今は叩き系お休みのため平松さんがご覧になったお店にも在庫はもちろん無く、手元にも在庫はありません。(ここまでたどり着くかは謎ですが)個人の方であれば数量相談の上、納期を気長に待っていただく事になると思いますが、受注する事は可能です。

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なんだか、子育てしながらいい感じに日々トントン仕事している母、というような素敵雰囲気を文面から感じつつ、、、いや、間違っているわけではないのですが、その後の開店休業状態を思うと、むむむー。

焦らない、のんびり、無理しない、自分の半径1kmくらいをの幸せを守りつつ、遠くのこともみてゆきます。細く長く。

 

 

季の雲と琵琶湖

春分の日、古川潤さんの個展初日のギャラリー季の雲と琵琶湖に行ってきた。

木彫の大きなものは人体よりも大きく、小さなものは両手に納まるくらいの大きさまで。木の質感と着彩の、不思議な世界観の人のような動物たち、琵琶湖畔の立地からか船に関するモチーフとの絡みが多かったような気がしました。31日まで。

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古川さんは宇都宮時代に小学校でグループ展をした時のメンバー、益子で彫刻をしている人で、当時は石を主材にしていて、私もまだ生活用品はつくっておらず、インスタレーションぽいものをつくっていたなぁ。同時代、色々思うところあり。

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季の雲は2回目、美味しいお茶を子と一緒にいただいた。古いものや作家ものもいろいろあり、見応えがあって楽しかった。今回は古川さんのポストカードのみ持ち帰ったけれど、また来たい。子は等身大の彫像がなぜか怖かったらしく、いつにも増して落ち着かず、大変おさわがせしました。でも、連れてゆけてよかった。

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そして、琵琶湖。日本一の湖ということで、渡り鳥がたくさん飛来するそうで野鳥センターが湖岸にあり、子と入場料を払って、たくさんある双眼鏡や単眼鏡で湖を覗き放題。あいにくの曇り空だったけれども、水鳥や鳶の巣なども見れて興味深かった。次回は白鳥のいる年末から2月辺りに来てみたい。

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近くにあったスポーツ公園、遊具や自転車の貸し出しもあり、遊歩道も充実の広さで琵琶湖からの流れに家の近所とはちょっと違う水鳥がいたりして楽しかった。

モビールの取説/2

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モビールをお買い求めの方へ

 

・パッケージについて*2018年張り箱パッケージ以降

パッケージに添付してある見取り図の用紙は、剥がすことができます。収納などの際には紙箱の内側に貼り直すことも可能です。

 

モビールは屋内設置を想定してつくられています。屋外など強い風が直接当たるようなところには設置できません。

 

・組み立て、収納について 

モビールは、薄い真鍮の板でできています、鋭利なパーツもございますので、お気をつけてお取り扱いください。

下のパーツから順番に刻印でナンバリングしてあります。組み立てるときは小さいナンバーの下のパーツから順番に繋げてください。上からや、数字の順番を変えるとバランスを保てず、組み立てられません。

数字の表側が見えるように組んで行くと、制作者の意図した方向に繋げることができます。向きを変えてもバランスは変わりませんので、お好みで変えて頂いても鑑賞できます。

収納の際は、大きな数字の上のパーツから順に取り外して、間に紙を挟みながらしまってください。

 

・メンテナンスについて

モビールは主に、酸化膜のあるマットな真鍮板でできています。通常のお手入れは特に必要ございません、気になる場合は乾いた布など柔らかなもので拭き取ってください。

表面には変色防止として蜜蝋を薄く塗っていますが、研磨剤やスチールウールなどで磨くと、素材の金色となり酸化膜が剥がれます。ゆるやかに経年変化して、黒っぽくなる場合があります。

 

落下など強い衝撃を与えるとバーが曲がったり、プレート部分が歪む場合がございます。送料のみご負担いただき、修理させていただきます、ご用命ください。   

 

kanehen@gmail.com

 

 

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Dear owner,

 

This mobile is designed to be displayed indoors. Do not set up the mobile in a windy environment or outdoors.

 

About the package:

The drawing of the mobile attached to the package can be removed. When storing the mobile, the drawing can be put up on the inside of the box, if you like.

 

How to assemble/disassemble:

The mobile is composed of thin brass plates. Some are pointed and sharp, so please handle with care.

Before assembling, check the figures marked on each plate. Always begin with the smallest-numbered plate and hitch the hook of the next-numbered part to the middle of the eye hook of the preceding part. Then, put together these parts in numerical order to complete the mobile. If the mobile is assembled from the top or in opposite order, the ideal balance cannot be achieved.

It may be easy to assemble if the sides marked with figures are facing forward. By doing so, the result will be like the artist originally intended. Changing the direction of each part can also achieve the balance. Either way, you can appreciate the subtle beauty of the mobile.

When disassembling, start from the parts with larger numbers and store them in the box, inserting the sheet between each part.

 

How to care:

Most Kanehen mobiles are composed of matte patinated brass plates. It is not necessary to give extra care daily. If you are worried about a stain, simply wipe it off with a soft cloth. The surface of each brass plate is finished by light beeswax coating to prevent discoloration. If the brass plates are burnished with abrasives or steel wool, the patina layer of the surface will come off and the natural golden color will be revealed. Occasionally, the brass plates may be tarnished and blackened over time.

If the mobile parts are dropped or excessive force is applied to them, the stems may be bent and plates warped. Kanehen will fix it for free, if you pay the shipping charge.

 

Kanehen Yours sincerely, Kanehen by Shiori Miyajima kanehen@gmail.com

 

 

モビールの取説

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モビールの取扱説明書、パッケージを変えてからは日本語でつけていたのだけど、モビールは割と気軽に海を渡ってゆくようなので、英語も要るだろうなと判断。語学の仕事をしているいとこに聞いたりしたが、結局プロのtrunkにお願いした。

これで一つ心配事が片付いたのだが、箱が決まってから、郵送する時の箱の外箱?ダンボールがちょうど良いのが無くて、今日はAmazonの長い箱を切ったり貼ったりして梱包しているだけで昼になってた。

アナログライフさんに午後発送、明日からもモビールが続く。

嫌いではない

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去年の春から半年休んで、秋からじわっと再開し、その時からいろいろ考えてカトラリーの制作をおやすみしている。今は、休む前にいただいていた注文が残っていて(って、もう一年以上残っているのがオカシイのだけど)あと数カ所のお店にお納めしたら、追加などのお客様からのリクエスト以外はつくるつもりはない。

当座は、モビールとランプシェードをつくってゆこうと思っています。でも、決してカトラリーをつくるのが嫌いなわけではありません。なので、どのくらい先になるか、自分でも検討つかないのですが、いつかは再開できたらなぁと、思っています。

カトラリーを再開する時、一つ決めているのは、価格を上げること。気がつけば50代も先に見えてきて、一年につくることができる数は増えることはない。どうしても、自分自身でつくることの縛りを解くことができない。そんな私のつくるものに価値を見出して、対価を妥当と思ってくれる、そんな人に届くと良い、と、今は思っています。

私はデザイナーではないのです。

 

モビール

An Astute Assembly  https://aaaselect.co/

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少し前にcrossingさん経由でNZに海を渡っていったモビール。NZは今が秋と聞いて、随分と遠くに行っているんだなぁと、しみじみする朝。

週末の春スキーと、庭仕事で全身の倦怠感がすごいことになっている。冬に切った庭木を、盛大に庭でガシガシ切断しながらボーボーメラメラと燃やして全部灰にして、灰はそのまま畑に返す。春を迎える準備などなどで気持ちはだいぶ舞い上がっている。今週は雨多めのようなので、クールダウン。

おちつけ、世界は広い、遠くのことを考える。 今日もモビールをつくります。