kanehen

金属をたたいてつくる人 の忘備録です

今年の24分の1が終わる。

仕事納めは早かったのですが、その後予想外のお誘いがあったりしてなんだか慌ただしい年末年始が一通りおわり、通常運転に戻った週末です。

結婚してから毎年正月は夫家族と集まっていたのが、義父母の喪中だからどこにもゆかず。展示で忙しくてそれまでできなかったあれやこれやをやろうと意気込んで、クリスマスはケーキとチキンで祝って、そこまでは勢いがあったのですがそこから尻つぼみ、冷凍庫の奥から出てきた夏みかんの皮でオランジェットをつくり、年末にほんの少し掃除をして少しケーキを焼いたりスモークをつくったり、パンを焼いて、冷凍庫の中をちょいと片付けていたらいつの間にか年を越していました。

夫はカレンダー通りで即仕事。娘はゲームとTVとYOUTOBEでゲーム実況三昧で、私も何をするわけでも無く、晴天の寒空を犬とのんびり散歩して、ご飯食べてぼんやり映画を見たりして過ごしました。それまでのやる気はどこへやら、積読の本の山もそのまま。8日にどんと焼きがあって、中津川は1月10日に十日恵比寿(あめ市)がたちます。それまで子供はお休みなのでそれに付き合ってだいぶのんびり過ごしました。

今週になって、冬用のズボンがヘタってきたので新しいのを縫い(サルエル風にしたらあまりの短足!)、秋に収穫してほったらかしだった生姜をすりおろして冷凍したり、姉からもらったシークワーサーを絞って保存用にしたり、薪ストーブの灰入れで焼き芋をつくってスイートポテトプリンを焼いたり、原毛は相変わらず夜な夜な紡いでいますがまだ何にもなりそうにありません。

秋の展示からほったらかしだった畑も少しずつ片付け。今年はモグラが多いような気がします。草を引き抜き、根をより分ける。伸び放題の庭木を整え、剪定して枝にそれぞれ日が当たるようにしてやる。枯葉や枯れ草や枝を燃やして、その灰を根元に撒いてみる。去年は夏の初めまではなんとか草と格闘していたけれど、後半は里芋が消えるほど放置してしまったので、今年こそ畑をやんわり野菜が優勢になるようにしたい。

草木を育てるのは、精神のためにとても良く、私には必要。そして、真理がそこにはあると確信している。野菜が育たなくても、雑草が育つ、青々として秋に実って冬に枯れる。ヒトという複雑な機関をつくりあげた自然の摂理を、1年の季節の中で表してくれる。太陽と土と風と雨と、たゆまぬ営みを教えてくれる。誰にも平等に日が当たることを思い出させてくれる。

あ!新宿のジャーナルスタンダードファニチャーさんの展示が1月18日から始まります。詳しくはジャーナルスタンダードファニチャーさんのインスタグラムへ。

とにかく、今年は盛りだくさんの年になりそうです。