kanehen

金属をたたいてつくる人 の忘備録です

ケーキと取捨選択

今日は貴重な梅雨の晴れ間とういう事で、盛大にリネン類を洗って干しています。

リフォーム疲れで梅雨入りもあり、なんだかぼんやりと過ごしたここ10日間ほど。木曽工房が今月で仕舞いということもあり、行ったり来たり、箱詰めしたり荷下ろししたりを延々と繰り返しているような、終わりが来ないのではと錯覚しそうなこの頃です。

f:id:kane_hen:20190617191750j:plain

あ、それでも夫の誕生日にはケーキをつくりました。今年はグレープフルーツのショートケーキです。たまたま生クリームが脂肪分35%しか手に入らず、妙にあっさり。そして、気が抜けていたのか、スポンジはいつにも増して膨らまず。それでも、フレッシュな果実の苦味と酸味で、美味しくいただきました。

少し前、遠路はるばる下諏訪からやっちょとみどりちゃんが来てくれたり、金工つながりなどなど、木曽工房の荷物もそれぞれ必要なところに収まって行きました。それから、長く木曽の親類の蔵に入れっぱなしになっていた作品を、やっと自宅に持ってきたり。合わせて夫の若い頃の机やテーブルや本棚にベットを義実家から運んで、娘の個室が出来上がりつつあります。

お互いバタバタと同居し始め、結婚出産育児と振り返る余裕もなく過ごしてきましたが、もう人生すっかり折り返し、物をどんどんと集めるばかりでなく、本当にこれからも一緒に過ごしたいものだけを身の回りに置きたいなと、自戒しつつ取捨選択の日々はまだまだ続きます。