kanehen

金属をたたいてつくる人 の忘備録です

音楽の絵本

たまたま、近所でやっているみたいだ、というのと、価格の気軽さと、偶然雨で畑仕事もできないし、子供も時間を持て余し気味だったので、音楽の絵本という0歳児から行けるクラッシックコンサートに出かけた。


ズーラシアンブラスより引用

申し訳ないが、あまり期待していなかった。こんな辺鄙な田舎(ホールはちゃんとしていますが)で、ぶっちゃけ今までの経験上、子供騙しが多すぎるんだもの。そして、被り物で演奏するって想像するにものすごく大変だろうし、でも、会場に行って、意外と遠くからの車も多いなー、そしてキャラ?の人形を抱きしめてキャッキャ言ってるお客さん多数。ホールには椅子とハープが置いてあって、うちの子供は少し前からハープに憧れを持っていたので、並んで記念撮影して、もう満足げ。

子供の叫び声やらが響く中、演奏開始。負けない、半分くらいは低学年から幼児などの子供が多いから、いわゆるクラッシックのコンサートのようにシーンとなんてならず、幼稚園のような雑音が入りつつも、ちゃんとしている。管楽器つよいな〜と、感心しつつ、今度はフルートとハープ、そして弦楽四重奏、すごいわ〜、ちょいちょい小芝居入れつつ前半終了。

後半は観客参加型の曲目も入る、手拍子だったり、バクが寝込むという小芝居でみんなで「起きて〜!」と叫んで起こしてみたり、すごい、小さい子もキャッキャ言いながら楽しく見て聞いていた。うちの子は投げキッスをするトラにいちいち本気で「きもいんですけど〜」と、ツッコミを入れていた。大人も十分楽しめる、というか、子供と一緒にこんなに楽しめるなんてすごくいい。

事前に見ていた曲目には、となりのトトロなどみんなが知ってるような子供向けのものが並んでいたけど、合間合間にちゃんとした(?)クラッシックの凄そうな曲を入れくる。ソロのトランペット(ライオン)とかバイオリン(うさぎ)とか、絶対演奏していて気持ちいいはず。ものすごいノリノリだったもの、みなさん、被っても動きでわかるくらい楽しそうに演奏していた。そして、私はそんなつもりなく気軽に行ったのに、うっかり感動しました。あー、音楽っていいなぁ。

調べたら中の人は藝大やら音大出身の凄そうな人みたい、そりゃそうだ。でも、こんな人達の演奏するようなクラッシックコンサートは未就学児は入れないことが普通、うちの子はもう入れはするけれど、小さいお子さんをお持ちの方は、機会があったらぜひに。

とりあえず、帰ってファンクラブに入会しました。