今年は暖かく、我が家の名も無き雑柿が豊作だ。ここに越してから、9年のうち豊作は2回目、日当たりがイマイチで水の多めな土地なので、虫にやられて落ちてしまう年が多い。で、今年はそんなうちでも100個を超える数が収穫できそうだ。
ちなみに、小高い田んぼの真ん中にはえているような、健康的な柿の木は遠くから見るとまるでオレンジ色の木のようにたわわになっている、あれはきっと1000個以上なってるなぁと、ちょっと羨ましくいつも見ている。そんなにあっても困るけど。
収穫。ちょっと前に法事があり、姪っ子が来ていた。
雑柿は甘柿なので、毎日もりもり食べているけれど、そんなにいっぺんには食べられない。ということで、例年りんごでもやっている、ドライフルーツをつくることにした。まぁ、半生感があるけれど、冷蔵庫に入れておけば年内は食べられる。あと、カサが減るので保存もしやすい。
薪ストーブの上
収穫したときに、既に熟していたものは柿酢になる。以前大量に作ったら、保管が難しく味が落ちてしまったので、今回はリビングで見ておける量だけ作ってみることにした。
左が1日目、右は1週間ほど発酵が進んでいる。猩々蝿が集まるほどにアルコール臭とほのかに酸っぱい匂いもする。ひと月程で酢になる予定。
そして、我が家には渋柿の木もあるのだが、こちらは年々不作。それでも30個ほど取れたので、せっせと剥いて干しておく。
こちらも熟しすぎたものがあったが、これは木なりで熟してとても甘いので、私のおやつになった。急に寒くなったり、日差しが暑いほどだったりと変な天気のような気がしたが、なんだかんだで今年は秋を満喫できているような気がする。